【ロータス2イレブン】【ライトウェイト】

  1. ロータス


 ロータスの2-ELEVENです。大きく張り出したリアウィングからは、”Fun to Drive”には収まらない過激さが漂ってきます。もちろん楽しそうでもあるのですが、過激さがそこかしこに見えます。そもそも、ロータス車は他メーカー車よりも刺激が強そうなのに、この2-ELEVENはさらに刺激を求めている風でもあります。そして、主要諸元を確認すると、やはり見た目通りの過激な一台でした。
 この2-ELEVENは車重720kgで255馬力となっています。つまり、単純にパワーウエイトレシオだけで見ると、車重1440kgなら510馬力、車重2トンのSUVなら708馬力のエンジンを積んでいるようなものです。C63AMGのブラックシリーズより過激で、G-Power TYPHOONのX5Mよりもやり過ぎという具合でしょうか。そう考えればより実感が沸いてきます。また、軽くトン切りしているだけあって、動きが軽やかそのものです。ちょっとした車線変更でも見慣れない機敏さで視界の中を移動するので、のんびり運転している側としては時に緊張感があったりもします。が、それでも何か面白そうだなというのが伝わってきます。
 ちなみに、まだ首都高速が均一料金でループ走行ができていた頃、そして私が免許取り立てだった頃、深夜二時過ぎくらいに北の丸トンネル出口にさしかかる辺りでミラーの奥深くに車両が確認できました。ああ走行車線に戻らねばと左ウィンカーを出した瞬間、物凄い速度でその左側をすり抜けていったのがオレンジのエリーゼでした。当時はもちろん仰天しましたが、その後は同じ経験をしていないので今思い返してもやはり刺激を否定できません。カーブの出口は路面が山なりになっているのにグリップは落ちずにあの速度、しかもそこでちょうど左から合流があるのに左側を行くわけですから、合流があっても交わす自信があったのでしょう。東京ニュルブルクリンクのタイムアタックでもしてたのかなとすら思えますし、こう書くとやや不謹慎かもしれませんが、あのような走り方は重い車では到底無理でしょうから、ライトウェイト冥利に尽きる瞬間だったのかもしれません。

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【成長期をもう一度】

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