【マイバッハと清濁】

  1. マイバッハ


 マイバッハです。マイバッハのラインナップ中、最も軽量なモデルでも2.7トンを超えています。重々しく感じられて当然の、字義通りの重厚感です。しかし残念ながら、マイバッハというブランドは2013年をもって消滅してしまいました。トランクの造形に名残があるように、マイバッハはメルセデス・ベンツのSクラスがベースとなって誕生しています。もちろん、量産型のSクラスとは違い、マイバッハにはメルセデス・ベンツとして贅の限りが尽くされていますが、存続させるほどの利益が見込めなかったようです。私見ですが、それは購入時の敷居の高さも影響したのではないかと思っています。
 マイバッハの商談は一日一組まで、しかも要予約とのことですから、ふらりとショールームに立ち寄るなんてことはできません。冷やかしNG、購入意欲のある方だけどうぞ、です。一方、マイバッハと双璧をなすロールス・ロイスは、ふらっとコーンズに寄って展示車両のシートに座って写真を撮って極上レザーとウッドの内装に眼福ということを私でもできてしまいます。マイバッハのディーラーに足を運んだことはないですが、ロールス・ロイスはあれだけの車なのに対応にお高くとまったところは一切なく、レザーのマニアックな質問にも答えてくれるしで、分不相応ながら居心地の良さを覚えてしまいました。
 さて、日本語入力システムといえばATOK。今でこそそうなっていますが、ATOKの他に「松茸」や「VJE」というシステムが三つ巴でシェア争いを繰り広げていた時代がありました。その後、変換精度の高さでATOKが地位を固めたのですが、実はその時、ATOKの海賊版対策が遅れてしまったことが、結果的にシェア獲得を後押ししたとする考えがあります。海賊版であろうがそれも立派な市場シェアであり、しかもその海賊版を使ってATOKに馴染んでしまった人が、後に正規版へと落ち着いたわけです。結果的にですが、清濁併せ呑んだATOKがシェアを伸ばしたとする考えです。もちろん、ロールス・ロイスが清濁を併せ呑んでいるということでは決してなく、ただマイバッハが「清」にこだわり過ぎたのかなという印象を受けた次第です。私には届かない世界の話になればなるほど、想像が膨らんでしまいますね!

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【成長期をもう一度】

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