車両盗難・自動車窃盗の防犯対策

　「ミナミオート」は許可なくチラシを配布していく自動車の買取会社（モハメド代表）ですが、実は、このミナミオートがれっきとした買取業者だろうがそうでなかろうが、張り紙を残された時点で必ず対策が必要となりますので、以下、ミナミオートに寄せられた最新の口コミと対応方法をご参考ください。

「ミナミオート」の口コミを確認してみる

　この「ミナミオート」対する各種口コミを子細に確認してみると、

・「無断でチラシを残していった業者」
・「白色のプリウスで敷地内に不法侵入してくる」
・「86のドアノブにはさまってた。ドアノブを勝手に引かないとはさめないので、勝手にドアノブを開こうとされたかと思うとむかつく」

などの「チラシ配布型の買い取り営業」で一致しています。気になるのは、許可なくビラを残していくだけでなく、物理的に不法侵入しないことには張れない場所に張り紙が残されているという口コミがあることです。

まずすべきことは、張り紙をはがすこと

　まず、ミナミオートの張り紙を発見したら、すぐにはがしてください。皆さんもご承知の通り、この張り紙は「窃盗団の目印」となります。

　ここで厄介なのが、仮にミナミオートがとても真っ当な買取業者であろうとも、本物の窃盗団がその張り紙をマーキングとして活用してしまうことです。

ミナミオートがちゃんとした買取業者であろうとなかろうと、すぐはがそう

　これも車好きな方はみなご存じの通り、最近の窃盗団は具体的な注文を受けてから窃盗を働きます。「この年式のレクサスLSが欲しい」「黒色のアルファードをよろしく」という具合に、まず注文が入ってから窃盗がなされます。

　そのため、窃盗団の活動エリアに駐車されてある車両は欠かさず下見され、チェックされています。ミナミオートの買取ビラが残された日も窃盗団によって把握されている可能性が高いので、それを放置していると「ここの防犯はザルだな、シルビアの注文が入ったらまずこれをいただこう」などとなってしまいます。

　窃盗団の目印として悪用されないよう、買取以外のたとえば格安車検のようなチラシであってもすぐにはがしておきましょう。

時間的な余裕があるのなら、警察にも連絡しておこう

　次に、もし時間的に余裕があるなら、地元の警察にも連絡しておきましょう。特に、敷地内に不法侵入しないと残せない位置にチラシがあった場合には、それだけでも通報理由として十分に成立します。

　緊急度が高いと感じた場合には、110番で通報するのも良いでしょう。110番を受けた警察は、その事案を必ず記録として残さないといけない決まりがありますので、きっちりと記録を取ってくれます。

　もちろん、警察署に足を運んで相談した場合でも、夜間や早朝の巡回ルートにあなたの駐車場を追加してくれるなど、警察としての対策も取ってくれます。

さらに余裕があるなら、動画を撮ろう

　さらに金銭的に数万円程度の余裕があるのなら、動画を撮って次にミナミオートが張り紙していく様子をTwitterやYouTubeで公開してみましょう。買取業者が不法侵入して許可なくビラを残していく動画は、コンテンツとしても優れものです。

　たとえば、ドラレコのトップブランドであるユピテルのこちらの暗所性能にも強いモデルに、モバイルバッテリーのトップ企業であるアンカー社のこちらの大容量モデルをつないで24時間ずっと録画させておけば、お手軽に24時間監視ドラレコのできあがりです。これでもし業者がワイパーにでもチラシをはさもうものなら、ドラレコの真ん前なのでその顔もしっかり撮影できます。うまくいけば、来週の今ごろはミナミオートの様子をアップロードできてバズっているかもしれません。

　もちろん、この24時間駐車監視システムは不法侵入者を撮るだけでなく、外出先でのドアパンチや当て逃げなど、あらゆる証拠映像の獲得に役立ちます。

　ちなみに、ユピテルのドラレコ電源はマイクロUSB端子かミニUSB端子でいけるので、長めのマイクロUSBケーブルとミニケーブルを持っていれば、たいていの機種に対応できます。

　すでにユピテルの機種をお使いの方は、モバイルバッテリーとケーブルだけ用意すれば大丈夫です。

もう車を処分しても良いかなという場合

　そもそも、チラシを張られた車をもう売却して処分しても良いかなと考えていた場合には、もちろん不法侵入してくるような業者ではなく、まずは一括査定で相見積もりを取りましょう。

　これもまた車好きな方は当然にご存じのことですが、ディーラーの下取り査定より買取業者のほうが査定価格は高いです。そして、5万円や10万円でも高く処分したいなら、高値を競って入札してくれる一括査定で売却するのが鉄板です。

　今ではいろんな一括査定サービスが存在していますが、私が知る限り、買取価格も含めて満足度が高いのはこちらです。大手から地場の買い取り業者まで、多くの業者が競って見積もりに参加してくれるだけでなく、声が大きいだけのゴリ押し買取業者を排除できているので、満足度の高いサービスを維持できているのでしょう。

ミナミオートは架空会社か否か

　なお、一部の口コミではミナミオートが実在しない架空の会社であるかのように語られていますが、登記簿上は下記の通りに実在しています。

　そして、ミナミオートのチラシにはいくつかのバージョンがあるようですが、当方が確認できている会社概要は以下の通りです。

・ミナミオート株式会社（モハメド代表）
神奈川県茅ヶ崎市下寺尾1750番地2（登記簿上の住所）
神奈川県茅ヶ崎市下寺尾1750番地4（旧住所）
〒252-1124 神奈川県綾瀬市吉岡962-1（旧住所）
神奈川県綾瀬市深谷上5丁目19番2号B-103（旧住所）
0120061103（0120-061-103）
0467386842（0467-38-6842）
08040842447（080-4084-2447）
09040775577（090-4077-5577）
09033435262（090-3343-5262）
古物商許可番号 第452750019891号
rinowns1@gmail.com

　私の経験上、この手の張り紙をする業者で登記が存在しないケースは非常に稀で、どの業者もとりあえず登記はして会社として存在はしています。

　ただ、不法侵入に対する意識の違いなど、日本の商慣習に馴染まないやり方をしているのは間違いありません。

ミナミオートの体験談に関して

　ミナミオートへの口コミ情報を引き続きお待ちしております。どのような些細なことでもかまいませんので、貴重な体験談を是非共有させていただければ幸いです。