ボルボXC90の四本出しマフラー車です。妙に綺麗に収まっています。左右マフラーの感覚も狭めに設定され程よくスポーティで、鈍重さを感じさせません。私が知っているボルボのチューナーといえばハイコとERSTくらいで、今調べたらVSTというのもありました。ただ、それぞれ確認してはみたものの、この四本出しに当てはまるチューナーが見当たりません。はてさてと思ってさらに調べてみると、この四本出しはまさかの純正でした。ボルボに純正で四本出しの設定があるなんて想像もしていませんでした。道理で後付け感が無いわけです。
この四本出しはRデザインという、BMWで言うならMスポに該当するであろうパッケージに設定されていました。これはもしやと思って他のRデザインも調べてみたものの、XC60のRデザインは二本出しのままでしたし、新型XC90のRデザインも二本出しとなっています。そもそも、V8モデルでも
片側二本出しなので、画像のXC90は次がいつになるかわからない純正四本出しとして珍しい存在なのかもしれません。
ちなみに、XC90の諸元表を見て意外に感じたのがそのサイズでした。諸元表によると全幅193.5cm、全長481cmしかありません。もっと大きく見えてしまいます。XC90はボルボで一番大きなSUVからの思い込みでしかありませんが、幅は2メートル全長は5メートルくらいかなと感じていました。奇をてらったところもない素直なデザインだからそう感じるのでしょうか。四本出しにせよサイズ感にせよ、興味深い一台でした。
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