アルピナが初めて手がけたSUVモデル「XD3ビターボ」です。私が今乗っている車はE70型のX5Mですが、このX5Mを買うときに気になっていた候補者の一つが、このXD3ビターボでした。
X5MかアルピナXD3ビターボか
私は2015年に追突事故に遭って前車が全損になったので、急きょ買い換えを迫られることになりました。次車候補として漠然と頭に描いたのは
・SUV
・高速道路でストレスフリーな速さとパワー
・予算は1,000万円前後
という条件で、第1候補としてE70型X5Mの中古を前提に探していました。速さは言うまでもありませんが、70型X5Mのシンプルで無駄のない意匠が好きだったからです。
結果、こちらの記事でも少し書きましたように、クレジットカード決済分850万円と手付け金やコーティングその他費用も合わせて900万円弱で手に入れることができました。低走行でオプション多数という極上のX5Mで、もちろん今でも楽しく乗っています。
ただ、この車探しをしている中で、新登場のアルピナXD3ビターボが気になったのは言うまでもありません。X5Mに比べるとサイズは小ぶりですが、速いSUVであることに加え、
「アルピナマジック」という乗り心地がいかようなものかが気になったのです。
純粋なMもMスポーツも足回りが固い
現行7シリーズに代表されるように、標準グレードのBMW車は乗り心地がこれまでよりソフトで若干ラグジュアリー路線に寄ってきましたが、当時はMモデルだけでなくMスポであってもほとんどの車種で足元が固く感じられました。私のX5Mはランフラットを止めたら乗り味がとても良い感じになったので、たとえランフラットが進化したとはいってもやはりまだランフラット自体が固さに影響していたのでしょう。
私や助手席の同乗者は固めな乗り味が好きなので普段は問題ないのですが、後席にイレギュラーに人を乗せる機会が増えてくると、ちょっと気になるものでした。前席と後席とでは乗り心地が全然違っているうえに、生来の足の硬さが気になるのです。そうすると、
ますます「アルピナマジック」が頭を過ぎります。
私は最終的にはX5Mを選びましたが、今でもXD3は気になっている1台です。遭遇すると「おっ!」となりますし、クラシック・ホイールをデザインした人なんて天才なんじゃないかとずっと思っています。
ちなみに、現行7シリーズの足回りが軟らかすぎて酔う or 良いそうになる方は、根っからのBIMMERだそうです(ドラレコ通信調べ)。
アルピナXD3ビターボの中古車を探してみる
アルピナのXD3ビターボはそもそもの販売台数が少ないこともあり、私が見ている限りでは中古車市場で一度に10台以上が出ることはありません。
台数の少なさではX5Mも同じですが、XD3のほうが明らかにリセールの安定感が伝わってきます。私の勝手な肌感覚で言うなら、かつての初代X6に似たリセールの良さが感じられます。新型XD3が登場するまで大きく値崩れすることはないでしょう。そして、新型が販売されてもすぐに中古マーケットには出て来ないでしょうから、初代は結構長く安定したリセールが見込めると思います。リセールが気になる方にもお薦めのSUVと言えるでしょう。
愛車の相場を把握して売却しよう
さて、XD3のご購入へと踏み切るにあたり、お手持ちの車を売却して購入資金に充てるという選択肢もあるかと思います。その際、大切にしてきた愛車を少しでも高く買い取ってもらうには、やはり自分の愛車の相場を把握しておく必要がありますし、把握しておくことで損をすることなど何ひとつありません。
そうなると当然、リアルな相場を把握する場としては一括査定が挙げられます。一括査定という言葉はネット上でよく見かけますが、一括査定サイトの中には提携会社は49社にのぼり、うち10社まで査定依頼を出すことができるナビクルという査定サイトもあります。
49ある提携先を確認しましたが、ガリバーやビッグモーターなどは当然として、日本全国の買取店や輸入専門店とも提携しています。それぞれの提携先を子細に確認していると、たとえば「トップランク」という輸入車専門店は海外にも顧客がいるので、仕入れた車を国内の業者オークションではなく海外へ売り出すことも想定して買取に参入してきます。公式サイトで「世界相場を基準にした高価買取」と挙げている通り、日本国内より海外のほうが高い値段をつけてくれる場合もあるわけですから、このような提携先が競って高く買い取ってくれようとする一括査定はとても頼もしいです。
最終的にどこで愛車を売却されるにせよ、相場を知っておく必要があります。売却をお考えの際には、一括査定サイトを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
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