センチュリーリムジンのカスタム車両が凄かった
私がこれまで遭遇したセンチュリーの中で、もっとも不思議な魅力があふれていたカスタム車両といえば、
こちらの個体となります。センチュリーのリムジンモデルですが、何といってもまず、「CENTURY」というリアバッジの文字列が上下逆さまになっています。画像をクリックしてぜひ拡大して見ていただきたいくらいです。さらに、ナンバーは当然に字光式でしたが、トランク上にはエアロパーツよろしく立派なブーメランアンテナが鎮座していますし、なぜかごつい牽引パーツまで装備されています。牽引フックというレベルじゃない本格的な牽引仕様に見えます。
このようなカスタムを思いつく人が、他にも一体どんな車両を持ってどのようにカスタムして乗っているのかも気になってなりません。それくらい、このセンチュリーリムジンは強烈でした。
ローダウンされたトヨタのセンチュリー
こちらはローダウンされたセンチュリーですが、ローダウン姿を見慣れてなさ過ぎてしばし凝視してしまいました。見れば見るほど、こういうセンチュリーもこれはこれでアリなんじゃないかと思えます。
4本出しマフラーのトヨタセンチュリー
こちらは4本出しマフラー化された白いセンチュリーですが、やはり4本出しマフラーを見慣れていないので視線が奪われてしまいました。しかもボディが黒ではなく白というのが良いですね。
個人タクシーのセンチュリー
個人タクシーをカスタムと呼ぶべきではないですが、センチュリーのタクシーはその数自体が少ないので、このようなセンチュリーの個人タクシーはカスタム視線で見ても面白いものです。個人タクシー車両は本当に彩り豊かなメーカーが広がっていますが、なかでもセンチュリーの個人タクシーはトミカでが登場する日が来るんじゃないかと思えるほど、個タク好きへの訴求力にあふれるジャンルです。
また、こちらは厳密にはタクシーではなくハイヤーですが、KMタクシーのハイヤーは助手席に補助ミラーがついているので、やはりカスタム仕様と言えなくもないかなと取り上げてみました。
黒や白以外も素晴らしいセンチュリー
カスタムの概念を広く考えていくと、黒や白がほとんどの車両に違う色を持ち込むことも一種のカスタムかもしれません。黒と白が基本のセンチュリーにそれら以外の色が持ち込まれていると、もちろん純正色ではありますが、
カスタムに近い雰囲気を楽しむことができます。黒白以外ということだけでも楽しめてしまうのは、正統な佇まいがきっちり確立されているセンチュリーだからこそですね。
新型センチュリーはどうカスタムされるのか
さて、昨年のモーターショーでお披露目されて今月発表されたばかりの新型センチュリーですが、これまでとは違ってロールスロイスのような縦方向に厚みのある特殊形状になりました。いわゆる「セダン」とか「サルーン」とか「リムジン」とかではなく、何となく「ファントム型」、「ゴースト型」と呼びたくなる形状です。従来のセンチュリーをカスタムしてきた方々は、この新型にどのようなカスタムを施すのでしょうか。センチュリーウォッチングは楽しくなるばかりです。
この記事へのコメントはありません。