A45 AMGの4MATICです。AMG兄弟の末っ子ですが、CLAと並んでやんちゃという言葉が実によく似合います。360馬力をひねり出せる小さなエンジン(及び過給器)ですから、もっと大きな車種に載せても有効活用できるはずです。ただ、CLAを除く他のAMGモデルに積んでしまうと、キャラが漂流するといいますか、大きなボディではパンチが活かせないのかなと、ろくにエンジンを知らないのに想像が止まりません。
屋内駐車場で初めてA45のスタートアップを耳にしたとき、4気筒でこんな音が出せるのかと驚きました。どのメーカーであってもサウンドエンジニアが音を調整している(作っている)はずですが、改めて音の重要性を思い知りました。実際に音を聞かないと、車の世界観には近づけないですね。これまで自動車博物館で見てきた展示車両の数々も、エンジンをかければ今持つイメージは維持できないんだろうなと、やはり楽しい想像が止まりません。
ところで先日まだ燃える前の首都高で軽自動車と並走する初代Aクラスを見かけたのですが、斜め後ろから見る分にはサイズの違いはほとんどわかりませんでした。デザインもサイズも、そして目指すところも現行Aクラスとは全然違っていたはずですが、あの初代Aクラスの持つ世界観も良いものだなと、今ごろ感じた次第です。
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