アウディのR8です。R8に遭遇するたびに感じるのですが、そのスペックに比して大人しい音を醸しています。画像のR8はV8モデルで当初は420馬力、後に430馬力となりましたが、同馬力の他社V8モデルと比べても静かなほうだと思います。
週末ともなると六本木界隈はV8&V10&V12サウンドがそこかしこで静寂を突き破っていますが、そこにR8の姿はありません。実際にはR8もいるのですが、むやみに吹かす姿もめったに見ないですし、急加速をしていてもやはり大人しいです。アウディはブランドイメージに非常に敏感ですから、この静かな音もブランディングの一環なのかなと思います。
当初は左ハンドル仕様しかなかったR8ですが、左ハンドルしかない時代からよく見かけていました。スーパーカーの部類に入る車を購入する人たちにとって、主張の激しいサウンドは必須スペックなのかと勝手に思っていましたが、そうでもないようです。むしろ、吹かさない姿で主張しているかのようです。街で見かけるアウディの他モデルのほうがよっぽど激しい運転をしている印象があるくらい、終始ジェントルマン、そんなR8です。
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