BMWのE53型X5の4.8isです。この「is」という二文字が付くX5は特別な存在だという認識があります。isモデルは通常の3リッター直6や4.4リッターV8モデルと違い、前後でトレッドが異なります。リア側のほうが幅広く、isだけに許されたフェンダーも伊達ではありません。さらに、ディーラーのサービスの方とE53の話をしていた際、4.6isだったか4.8isだったかは忘れたものの、「isのエンジンって普通のV8じゃないですよ」と言っていたため、なお特別という認識を持っています。その際、アルピナが手を加えたエンジンでることを知りました。
少なくとも私にとってはこのisモデルは特別な存在なのですが、まさか世の中に4.6isと4.8isでどちらが素晴らしいかなどという対立軸があるとは思ってもいませんでした。海外の掲示板では非常に熱いバトルもあるようで驚きました。私からすれば、どっちも素晴らしいのではないですかと。YouTubeで両者の動画を見ていると、どこまでも気持ちよく回って加速し続けていく姿を見るだけで、とても甲乙つける類のものでもないのにと思ってしまいます。
ところでこのisモデルに右ハンドル仕様が存在していることを先月くらいに知りました。日本には左ハンドルしか正規輸入されておらず、カタログ上でも左ハンドルしか存在していなかったので、てっきり左しか存在しないものと思っていました。オーストラリアの中古車サイトを見ていると、4.6isだろうが4.8isだろうが普通に右ハンドル車両が出品されています。自分が買うわけでもないですが、しかしこの機会損失はもったいない!
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