【フラットノーズ6本出しマフラー】【ポルシェ911ターボ】

  1. ポルシェ


 6本出しマフラーとなっているポルシェ911ターボのフラットノーズです。「フラットノーズです」と書きましたが、リトラクタブルヘッドライトの限定911が存在していることを知りませんでした。1988年限定のモデルだそうです。ミラーで何げなくその顔を見遣ったとき、「ん~!?」となりました。これまで全然見たことがないリトラクタブル姿なのに、どう見てもポルシェです。初代カイエンが登場したときには「ポルシェってのはデザイン上の制約が多くて大変なんだな」と思いましたが、911に関してはフロントを大きく変えても耐えられるスタイリングが確立されているようです。
 実はリトラクタブルヘッドライトは保安基準の問題で製造が禁止されていると思い込んでいたのですが、調べてみると全く禁止されていませんでした。禁止されていないのに作らない理由は、ただ採算が取れないであるとか、もうリトラクタブルにするメリットが無いというだけの話で、それらを無視して作ろうと思えば、現在でもリトラクタブルヘッドライトの車を世に出して問題ありません。ただ、リトラクタブル最大のメリットと言われる空力改善で、現行スポーツカーのヘッドライトを改善できるかとなれば、それはもう難しいのではないでしょうか。空力を意識するスポーツカーであればあるほど、今ではボディとヘッドライトとが綺麗なツライチ状態になっており、縦長ヘッドライトなスポーツカーはあたかもリトラクタブルを閉じた状態かのような面構成となっています。そこへ車重増というデメリットを相殺して余りあるメリットがリトラクタブル化にあるかとなれば、やはり難しそうです。
 こういう具合に推測してみると、リトラクタブルヘッドライトが姿を消していったのは無理からぬ流れだったのかもしれません。ただ、一代限りとは言え、ひとかどの自動車メーカーが世に出したモデルですから、そこには空力以上の何かが追い求められていたのかなとも考えてしまいます。ポルシェについてわからないことがあるたびにちょこちょこ調べているのですが、他の大規模メーカーと違ってあまり意味が無さそうなことをする会社ではないですし、Flashyなトピックにも飛びつこうとしていません。特にこの1988年当時は愚直な時代です。空力以外にも何かあったんだろうなと思いつつも、推測しようがないのでこのまま投稿とあいなります。

レクサスも頭金ゼロで乗る時代。
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