メルセデス・ベンツのCLS63AMGです。最近このように分類番号の三桁が390を軽く超えている3ナンバー車をよく見かけるようになりました。もちろん希望ナンバーの中でも人気がある数字に限った話だとは思います。仮に399の最後まで行き着いても次が400になるわけではなく、空きが出るのを待つ他ありません。私はナンバーを希望したことがないのでどのようなナンバーが人気なのかは細かくわかりませんが、一般的には末広がりの8やラッキー7やナンバー1や10に人気が集まるだろうことは推測できます。ただ、今とっさに思い出せないほど普通っぽいナンバーなのに390を超えていることがあります。
ということで、希望ナンバーについてあれこれと調べていると、全国自動車標板協議会のホームページで現在どのような希望ナンバーに何名申込みがされているかがわかるようになっていました。例えば平成26年7月7日に抽選予定の品川管轄3ナンバーの場合、現時点で一番人気は「・・・8」で53名が申込んでいます。次に人気のナンバーは「・・・1」で43名が抽選待ちです。意外なところでは「・・55」で、16名が申し込んでいます。「・・55」はどういう験担ぎなのでしょうか。「GOGO!」で「ゴーゴー!」で「・・55」という具合でしょうか。さらに品川以外も見ていると「・・・1」すら申込みが無い地域が多く、まるで希望ナンバー制度が廃れているかのようにすら感じました。こういうのはやっぱり品川だけが突出して多いのかなーと思いつつ次々に見ていると、大阪は品川を凌ぐ状況となっていました。
大阪管轄で同じく7月7日抽選予定の場合、一番人気は「・・・1」で70名が申込み済みでした。二番人気は「・・・8」で69名が抽選待ちと、それぞれ品川を上回っています。そして品川で16名が申し込んでいた「・・55」は、大阪だと4人しか申し込んでいません。地域ごとに人気がある数字は明らかに異なっており、そもそもナンバーを希望する人の割合にも温度差が感じ取れます。「この地域だけに人気のナンバー」とか「この地域でこのナンバーは縁起が悪い」みたいなの、結構あるんじゃないかと思います。自動車標板協議会には大量のデータが蓄積されていることでしょうし、社会学に携わっている方で車好きという方、これで一ネタいかがでしょうか。
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