【右ハンドルのフェラーリF12ベルリネッタ】


 フェラーリのF12ベルリネッタです。どちらも、

右ハンドルです。カリフォルニアくらいから右ハンドル車のフェラーリが急増したのでしょうか。ヤフー自動車(厳密にはカーセンサー)で右ハンドルのフェラーリもお気に入りに入れてどういうのが出てくるかをチェックしているのですが、昨年は車検を迎えるであろうカリフォルニアが多く売り出されていた時期がありました。カリフォルニアは右ハンドルが多いのだろうと薄々は感じていましたが、結構出てたんだなと改めて実感した次第です。もちろん、カリフォルニアがそもそも日本向けと言われるくらいに日本に優しい設計だったこともありますが、カリフォルニアでの右ハンドルの実績が、ベルリネッタなどその後の右ハンドル仕様の拡充に貢献しているはずです。
 そして画像のベルリネッタですが、何かと人やテレビや書籍から影響を受けやすい私としては、トップギアでのジェレミーのベルリネッタレビューが印象的でした。レビューの最後で”a bit less power”、つまりもっと控えめなパワーだったら良いのにと、パワー至上主義のジェレミーのキャラクターとは相容れない発言をしていたのが記憶に残っています。パワー至上主義はあくまでトップギア内でのキャラクター設定に過ぎないかもしれませんし、発言の数々も放送作家の台本に影響されているのかもしれません。ただ、それらを踏まえてもなお、パワーがあり過ぎて慌ただしく、手に負えないというレビューがパワー至上主義者の口から発せられたことには、妙な説得力を感じます。
 また、同じレビュー内で458イタリアとベルリネッタとでは扱いやすさに雲泥の差があるとも言っていました。それを聞いて早速V8フェラーリとV12フェラーリの差だろうかと勝手な構図を思い浮かべたのですが、599でそんなレビューは記憶にありませんし、私が唯一試乗したフェラーリのFFも扱いやすかったです(といってもぶん回してないので参考になりませんが)。トップギアでは終始ウェットの公道上で740馬力のFRを限界まで引っ張る構成だったため、慌ただしくて扱いづらいという評価も仕方なかったのかもしれませんが、行き過ぎたパワーを楽しめていない様子が伝わってきたので妙に記憶に残っています。もっとも、全てのモデルが万人向けではなく、手なずけられる人間だけがオーナーになれば良いというF12にこそ、元来のフェラーリらしさがあるのかもしれません。では元来のフェラーリとは何ぞやと聞かれると上手く答えられないのですが、レーシングカーを公道でも楽しみたいという貴族のための戯れの車が昔のフェラーリだったと勝手に考えています。

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