「お、スーパーカー」と思わず反応したロータスのターボエスプリです。量産メーカーやフルラインナップを擁するメーカーと違い、ロータスは時代ごとにロータスの顔となるモデルが分かりやすく、また顔となるべく作られたかのような車が揃っている印象があります。
そしてこのターボエスプリのノーズにある”turbo esprit”のデカールを見てふと、こういうデカールが似合う車と似合わない車との違いはどこにあるんだろうかと思いました。このターボは当然前者ですが、私の車にこんなデカールをしても似合うわけもありません。どのようなフォントを駆使しても似合わないこと必至です。大体にして車種名が短すぎるので、デカールを貼ったところで絵になりません。スーパーカーかその類にしか似合わないのでしょうけれど、意外と文字列の長さも影響していそうです。
そういえば、各種自動車雑誌で「スーパーカー」として扱われているのに、遭遇したときに「あ、スーパーカー」と体が反応しない車が増えてきました。いわゆるスーパーカーブームの時代とは定義が変わっているということもあるのでしょうけれど、といってスーパーカーブームを知らない私にそんな影響はないはずなので、では私のスーパーカー観は一体どこで培われたのかと、謎は深まるばかりです。
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