【ベンツのチューナーMKBを再発見】

  1. メルセデス・ベンツ

 ベンツのチューナー「MKB」のSL55Kです。元々クローズドなチューナーというイメージがありましたが、公道上で遭遇できる確率が年々低下しているように思われます。

メルセデス・ベンツのAMGとMKB

 メルセデス・ベンツの”AMG”の由来は、”Hans Werner Aufrecht”さんと”Erhard Melcher”さんが”Großaspach”で創業したことにちなみます。

A…Aufrecht
MMelcher
G…Großaspach

 一方、MKBの名前の由来は、”Erhard Melcher”さんと”Joe Konrad”さんが”Burgstall”で会社を設立したことにちなみます。

MMelcher
K…Konrad
B…Burgstall

 つまり、AMGの「M」とMKBの「M」は同一人物なのです。このことを知ると、メルセデスベンツ好きな方々にとって、MKBがぐっと身近に感じられないでしょうか。

MKBとAMGは濃い親戚みたいなもの

 日本MKBの陸送車両を見てふと思ったのですが、ひょっとすると、AMGとMKBは今まだ似たような志のもとでチューニングされているかもしれないですし、注目のAMGモデルがもしMKBの手にかかればどうなっていただろう、そう考えても想像がつきません。

 このMKBはよくあるパワーとスピード重視のチューニングだけでなく、ドイツ本国では1970年代の縦目ベンツまで手がける「MKBクラシック」も擁しており、ヘリテージとしてのメルセデス・ベンツも大切にしているチューナーです。AMGの共同設立者が設立しただけあって、パワー系チューナーとはひと味違って感じられます。

日本MKBは新車販売を停止中

 私が初めてMKBというチューナーを知ったのは、こちらの記事で取り上げたSLRRマクラーレンがきっかけでした。2011年のことです。その後、S55SやCLS50Sに遭遇した2012年に一度調べたのですが、日本テクニカル時代の日本MKBは正規代理店契約が一旦終了し、グートスポーツが暫定的に商標権だけ受け継いだとのことでした。日本MKBのホームページを確認すると、現在でも「現在、新規車両の販売は行っておりません」との注意書きがあります。

 そして、ドイツ本国の公式ホームページを見ると、
日本の正規代理店はシンガポールの会社となっており、実質的には日本で新規販売を誰も手がけていないと推察されます。

MKBの中古車販売および整備はグートスポーツへ

 MKBの新しい車両はもう日本に入ってきていないようですが、グートスポーツの公式ブログを見ていると、「グートスポーツ!! 人気再燃!MKB!」「AMG以上の満足を与えてくれる『MKB』各種取り扱っております!」とあります。MKBについてこれほど言及しているショップは他に知りませんので、MKBの中古車をお探しの方や整備でお悩みの方は、グートスポーツへ相談されてはいかがでしょう。

愛車の相場を把握して売却しよう

 さて、もしMKBの在庫とお気に入りの一台も見つかり購入へと踏み切るにあたり、お手持ちの車を売却して購入資金に充てるという選択肢もあるかと思います。その際、大切にしてきた愛車を少しでも高く買い取ってもらうには、やはり自分の愛車の相場を把握しておく必要がありますし、把握しておくことで損をすることなど何ひとつありません。

 そうなると当然、リアルな相場を把握する場としては一括査定が挙げられます。一括査定という言葉はネット上でよく見かけますが、一括査定サイトの中には提携会社は49社にのぼり、うち10社まで査定依頼を出すことができるナビクルという査定サイトもあります。

 49ある提携先を確認しましたが、ガリバーやビッグモーターなどは当然として、日本全国の買取店や輸入専門店とも提携しています。それぞれの提携先を子細に確認していると、たとえば「トップランク」という輸入車専門店は海外にも顧客がいるので、仕入れた車を国内の業者オークションではなく海外へ売り出すことも想定して買取に参入してきます。公式サイトで「世界相場を基準にした高価買取」と挙げている通り、日本国内より海外のほうが高い値段をつけてくれる場合もあるわけですから、このような提携先が競って高く買い取ってくれようとする一括査定はとても頼もしいです。

 最終的にどこで愛車を売却されるにせよ、相場を知っておく必要があります。売却をお考えの際には、一括査定サイトを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

身長あと5センチ伸ばしたい!
成長期をもう一度、イイ車に似合う高身長へ!
モンドセレクション金の秘密のサプリ
やれることは全部試そう!

【成長期をもう一度】

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。