トヨタのシエナです。左下にあるA.R.T.のバッジが気になりました。A.R.T.Japanのホームページタイトルに「メルセデスベンツチューナー」と書かれてあるように、私がこれまで遭遇したA.R.T.はベンツばかりです。わざわざA.R.T.のバッジを付けているくらいなので、こちらのシエナにも何かしらのエアロパーツ、マフラーが装着されているのだと思います。どこがカスタムされているのかを調べるために、ひとまずシエナの公式ページを探してみると、このシエナは日本では売られていない車種と判明。並行輸入車のようでした。
念のためにトヨタの日本ページでも探しましたが、やはりラインナップにありません。しかしカーセンサーで中古車を探すとなんと70台も出ています。米国トヨタ扱いで新車並行がたくさん並んでいるので、並行輸入車としてはメジャーな車種なのでしょうか。私がカーセンサーでチェックしている逆輸入車といえばCX-9くらいですが、CX-9なんて多く出ているときでも2台です。多いときで2台ですから、この半年くらいはずっと1台きりの状態。引きが全然違います。やはりシエナの「8人乗り」という訴求ポイントが大きく物を言っているのでしょう。
ということで、米国トヨタでディメンションを確認すると、全長508cmで全幅198cmとなっています。実物を見たときのことを思い出しても、こんなに巨大だとは感じませんでした。そう感じさせないデザインなのでしょうか。そして肝心のA.R.T.がどこにちりばめられているのかも結局わかりませんでした。マフラーの可能性が高いのですが、ではマフラーだったとなるとシエナ用A.R.T.は存在しないので、どこから引っ張ってきたのかということでまた謎が増えてしまいます。他メーカー用のマフラーを流用するなんてできるのでしょうか。謎は深まるばかりですが、そんな謎シエナでした。
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