【アストンマーチンV12ヴァンテージS】【エクストリームなスポーツカー】

  1. アストン・マーチン


 アストンマーチンのV12ヴァンテージSです。アストンマーチンは12気筒モデルが主流なのでわざわざ「V12」と冠する必要もなさそうですが、8気筒のV8ヴァンテージがあるのでやはりV12ヴァンテージSです。アストンマーチンは車名のネーミングが突然不規則になり、各モデル間の位置づけを見失うこともある私としては、手っ取り早くスペックを見て勝手に立ち位置を判断したりもします。ヴィラージュが登場したときは本当に迷ったものです。
 さて、今回のV12ヴァンテージSが搭載するエンジンはAM28型12気筒で、以前取り上げたヴァンキッシュが搭載するエンジンはAM11型12気筒です。型番こそ異なってはいるものの、どちらも最高出力や最大トルクは全く同一で、ただ最大トルク発生時の回転数に250rpmの差があるのみです。ヴァンキッシュのほうが250rpm低い回転域で最大トルクを発生させます。つまり、ヴァンキッシュのほうが低速トルクが厚くて街乗りに相応しく、ヴァンテージのほうは高回転型でレーシーな一台! と強引にこじつけなければわからないほど、エンジン自体に大きな差はないと言っても良いです。フォードV6のニコイチと言われるエンジンも、進化し尽くした感があります。そして、ヴァンキッシュの全長473cmに対してV12ヴァンテージSは438cm、ヴァンキッシュの最高速295km/hに対してV12ヴァンテージSは328km/hとなっており、運転する楽しさよりも刺激を追及しているヴァンテージです。なにしろ、市販車両でこの最高速度は、少し前であれば市販車両最高速ランキングトップ10に食い込める速さです。アストン本国の公式ホームページでヴァンテージに付けられたキャッチは「Sports」となっており、このV12ヴァンテージSには「Extreme sports」と付けられています。まさにエクストリーム。ちなみに、ヴァンキッシュに付けられたキャッチは「The Ultimate Grand Tourer」ということで、一応GTカーという位置づけになっています。が、試乗すら経験したことがない私としては、本当にあのバリバリサウンドな12気筒で快適に流せるのかまではわかりません。
 アストマーチンはアトランティックも赤坂も本国英国のホームページも全て似通ったレイアウトを維持しています。ドイツの正規ディーラーkronberg(クロンベルク)もまた同一レイアウトでした。おそらくは、本国からのお達しで全世界的なブランディングに相当注意深く気を遣っているのでしょう。そうすると、購入時の審査も密かにあるのではないかと以前ディーラーで伺ったところ、「いやそんなことありません。20代の方も買われてますし」と、一応敷居が高くないことをアピールしてくれました。それでもなぜか、お金さえ持ってれば買って良いようなブランドとは思えない、そんな香りがするアストンマーチンです。ブランディングというのは不思議なものです。

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