メルセデス・ベンツのGLA250 4MATICです。日本では今月10日に発売開始されたばかりなので、特別なお客様でもない限りまだ納車はされていないはずです。この画像のGLAはおそらく試乗中の一台だったかと思われますが、いずれにせよ、また「新しいベンツ」の登場となります。
ベンツは2020年までの四半期ごとに、最低1つは新型車種を投入し続けると言ってるだけあって、本当に次から次へと新車種が登場しています。こないだCLAかと思ったら、もうGLAです。「えっと、GLAって…何だっけ?」という方には、「ほら、マリオのあれ」と言ったほうが伝わりやすいかもしれません。なぜだか知りませんが、スーパーマリオブラザーズとタイアッププロモーションをしています。メルセデス・ベンツのラインナップに詳しくなくとも、マリオを知っていれば「ああ、何となくコンパクトカーなんだろうな」程度には察せられます。さすがに8bit音源のBGMで16×16ドットキャラがじゃれ合うコミカルな世界に、Sクラスなどの大きなモデルを放り込んでしまうとブランディングという点では逆効果になりそうです。この画像のGLAはたまたまですがBMW X1のイメージカラーと似通っており、そもそもAクラスベースのSUVということもあったので、すぐにX1の対抗馬だと理解できました。
さて、GLAはエントリーモデルのAクラスがベースとはいえども、メルセデス・ベンツ一流の各種安全装備が施されています。自動ブレーキはもちろん、レーンキーピングや居眠り防止のステアリング振動警告に加え、自動駐車のアクティブパーキングアシストも備わっています。このアクティブパーキングアシストは厳密に言うなら安全装備ではないかもしれませんが、非常に魅力的な装備です。私はこのパーキングアシストをEクラスの試乗中に味わったのですが、ハンドルが勝手にくるくる回っている様子はどこか未来感が溢れ、自動運転社会の一端に触れた気分でした。しかも、このパーキングアシスト機能が結構「攻める」のです。両サイドの車と20cmかそこらまで接近しての自動駐車なので、慣れないうちは落ち着かないかもしれません。もちろん、試乗中だった私は落ち着きませんでした。そして、「そういえばトップギアでもレクサスが自動駐車してたな」と思い調べてみると、レクサスのLSは2006年に既にパーキングアシストが実用化されていました…恐るべし!
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