ダイハツの新型コペンです。初代のコペンもキャラ立ちが良かったのですが、この二代目も後ろ姿を見ただけで何やらぎゅっと作り込まれている感が伝わってきます。今年中にはXモデルというオフロード寄りのグレードも追加投入されるようですが、現状では画像のローブというグレードしかありません。ローブという名前から察するに、車を羽織っているかのような軽快な乗り心地なのでしょうか。
「車を羽織っているかのよう」とはフランス車の試乗インプレッション御用達の表現でもあります。フランス車を一台として運転したことがない私としてはその羽織り心地が気になるところでしたが、このコペンローブの羽織り心地もいかほどなのかとやはり興味津々です。HPの寸法図ではシートから天井までの長さが表示されていませんでしたが、室内高104mmからシート座面をさっ引くので、90cmもないかもしれません。私が乗ったら天井に頭をこするかこすらないかのギリギリだろうと思われるので、試乗の際にはオープンで。
今では「軽オープン」の代名詞にもなっているコペンですが、軽自動車のオープンカーといえば平成ABCトリオのB(ホンダ・ビート)とC(スズキ・カプチーノ)など、これまで断続的にではありますが他車も市場に投入し続けてきました。軽オープンが市場から姿を消すと他メーカーが投入するという具合で、コンパクトオープンでも軽スポーツでもなく「軽オープン」への確かな需要があるのだと思います。そしてそれが具体的にどのような需要であるかは、やはり乗ってみないと実感できないのかもしれません。
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