ふと目をこらすとスピンドルグリルだったハイエースです。こんなことできるんですね。顔面移植ほど大がかりではなさそうですが、といって思いついたらすぐ誰でもできるモディファイには見えません。パーツメーカーからこのようなパーツが販売されているのだろうかと調べてみましたが、同一形状は見当たりませんでした。ひょっとしてワンオフ加工なのでしょうか。グリル内に走る赤い差し色を見ても、このグリルにはこだわりがありそうです。
ハイエースでレクサスといえば、すぐに想起されるのがレクサスエンブレムへのエンブレムチューンです。しかし、エンブレムチューンは言ってしまえばエンブレムを交換するだけでもあるのでハードルは低く、レクサスエンブレムのハイエースは決して珍しくない姿となりました。そこで違いを見せるということでの、画像のようなスピンドルグリルでしょうか。いわばグリルチューンですが、敢えてレクサスエンブレムを付けないエンブレムレスになっている点からも、やはりこだわりがあるんだろうなと推察されます。
さて、レクサスのグレード名には独特の法則があるようですが、もしハイエースがレクサスのラインナップに加わることがあるなら、何という呼び名になるのでしょうか。ちなみにLSは”Luxury Sedan”、GSは”Grand Sedan”、ISは”Intelligent Sports(Sedan)”、HSは”Harmonious Sedan”、RXは”Radiant Crossover(X)”、CTは”Creative Touring”となります。そして、「ハイエース」という車名は”high”と”ace”の合成語で「先達のトヨエースを高く超えていく」という意味が込められており、グローバルサイトでのハイエースには”Tough, flexible and hard working”という見出しが付いています。そうするとどう落ち着くのかと考えますに、”business van”というど真ん中なネーミングしか思い浮かびませんでした。トヨタを離れてレクサスなので、元来の車名からも離れざるを得ません。そして、いつかレクサスBVが出る日まで、自分の当てずっぽうに期待することにします。
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