メルセデスベンツのRクラスです。ブラバスエンブレムと四本出しマフラーからブラバスチューンで間違いないはずです。そして、Rクラスについてはコンプリートカーなる存在を知らないので、これはひょっとするとなどと考えてしまうのですが、リアウィンドウから判断するに、コンプリートカーではなさそうです。とても筋金入りなブラバスマニアの方から本サイトのほうで大変貴重な情報をいただいたのですが、ブラバスコンプリートカーにはリアウィンドウ左下の「ダイムラーメルセデス」ステッカーはないとのことでした。
Rクラスについてはそもそも各チューナーでどのようなチューニング車両が存在するのか、ほぼ全くと言っても良いほど把握していません。四本出しマフラーやエアロパーツに関しては、ブラバス以外にもカールソンやWALD、ARTなどで豊富に用意はあるようです。ただ、全部ひっくるめてのコンプリートカーとなると、お目にかかったことがありませんし、Autogespotでも目撃例がありません。といっても、エアロキットやマフラー、足回りのロワリングキットをフル装着していても、チューナーとしてコンプリートカーを出していないのならそれはコンプリートカーではなくなるようなので、コンプリートカーの定義も難しいところではあります。
ところで、画像のRクラスはCピラー前のウィンドウが開いているように見えます。私の愛車にもあの位置に窓はありますが、オマケのような存在なので、開けて換気など望むべくもありません。後席に座る人にとって、この位置まで開閉できることはちょっとした開放感のアクセントでしょうか。また、後席に人を乗せていない場合でも、換気の動線が拡大するのでやはりマイナスにならず、むしろ開き方の形状からとてもスムーズに空気が流れ出そうです。こういう目立たないところの違いを見ても、ベンツが”Passenger cars”を標榜している理由がわかる気がします。
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