【CLS63 AMGシューティングブレーク】【M157型エンジン試乗】

  1. メルセデス・ベンツ


 CLS63AMGのシューティングブレークです。マセラティのグラントゥーリズモに近いテールランプですが、CLSのほうがより有機的で生きている感じがしていて、ざっくり言うと蛭っぽいです。グラントゥーリズモのテールランプからは端正な印象を受けますが、CLSは同系統デザインなのに良い意味で不吉な感じが漂っています。
 画像のシューティングブレークは無印AMGなので、積んでいるエンジンはM157型の524馬力(525馬力表示の場合もあり)バージョンだと思われます。「街乗りでそんなパワー必要ないだろうに」と考える人をあざ笑うかのように、この524馬力バージョンはM157型の中ではもっとも出力が低いエンジンとなっています。M157型エンジンの最高峰は現状では585馬力バージョンなのですが、先日その585馬力バージョンに試乗する機会がありました。といっても、CLSではなくE63のAMG S 4MATICだったのですが、あらゆる速度域で「ヤクザなサウンド」を奏でてくれました。せっかくなのでAMGの音をよく聞き取れるようにと窓を開けて試乗開始したのですが、低速走行でも耳どころか腹の底まで響いてきます。そして試乗中、前方で右折待ちの車が私の前方に入らずに通過待ちをしてくれていたので、素早く通り過ぎてあげようと「どうもー」と手を挙げ感謝のジェスチャーをしながらアクセルを踏み込んだら、辺り一面に響き渡るヤクザな排気音、参りました。自動車が話す自動車語を排気音と仮定し、あの時の排気音を人間の言葉、日本語に翻訳するなら、「どけオラアアアアアアアッ!!!」です。「どうもー」のジェスチャーと丸っきり噛み合っていません。「AMGだからとりあえずSモードだな」と、終始Sモードで試乗していたのがいけなかったのかもしれません。今考えればですが、ノーマルモードならもっと静かだったはずです。
 メルセデス・ベンツ日本の方が言うには、「同じ馬力のエンジンでも乗せる車種ごとに音は作り分けています」とのことで、確かに窓を開けていたのにボンネット側から素のエンジン音はほとんど聞こえてきませんでした。響いてくるのはもっぱら後ろのマフラー側からなので、マフラー側で音を調整しているのでしょう。ただ、作られた音とはいっても当然585馬力がベースになっている音なので、無いものをあるかのように見せかける音ではありません。この先M157型エンジンがもっとパワーアップしたなら、もっととんでもない音も作られていくのでしょう。現状の585馬力バージョンでも、普通にアクセルを踏み込んだだけで一歩間違えれば煽り運転と同義のメッセージを周囲に与えかねません。非常に危ういのですが、それでも中毒性のありそうな魅力的なエンジンです。この先もっとパワーアップしたならその中毒度がさらに増すのか、またその時に確かめたいと思います。

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