【革命的ゲンバラ・ビターボ・カイエン】

  1. ポルシェ


 前回取り上げたゲンバラとはまた別の、カイエン・ゲンバラ・ビターボです。前回の記事で”軍事用語のように何かを孕んだ響き”だとか”熱帯雨林での軍事作戦名にありそう”だとか書きました。よくよく考えてみると、それはただ「ゲンバラ」の字面が「チェ・ゲバラ」に似ていたからそう発想していただけでした。革命家っぽい響きです。
 創業者であるウーヴェ・ゲンバラ氏が南アフリカはヨハネスブルクへ出張中に行方不明になったかと思えば、大株主による破産申請がなされ、しかも本人は誘拐ですでに命も奪われていたという、まさに波瀾万丈としか言えないチューナーです。そして、すぐに事業継承されているのもまた、波瀾とも万丈とも言えます。
 誘拐して命を奪った犯人は逮捕されて懲役20年を言い渡されこそしたものの、事件の概要は正確には伝わってきません。ヨハネスブルクへの行程自体が既に罠だったのではないかとも言われています。やはり何かを孕んだ運命なのかと思わざるを得ない、「ゲンバラ」。響きます。

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