【三菱プラウディア】【フーガ再発見】

  1. 三菱


 三菱の二代目プラウディアです。Y51型フーガのOEMでもあります。プラウディアとディグニティがOEMで再始動すると報じられたとき、凄く難しも思い切った決断なんだろうなと思いました。この決断に至った経緯をドキュメンタリーで見てみたい気分にすらなります。考えすぎかもしれませんが、会社の顔となることもあるこの種のセダンを自社で作らないというのは、各方面、ときに会社を築いてきたOB/OGからは諸手を挙げて喜ばれることがないかもしれない判断です。もちろん、決断を下した当事者にも折りたためない気持ちはあるはずですが。
 そんなモヤモヤ感を勝手に抱きながらも実際にプラウディアに遭遇してみると、悪くないどころか凄く良いんじゃなかろうかと思いました。後ろ姿の画像をネタにしながらこう書くのもなんですが、ラジエーターグリルが変わるだけでこうも顔つきが変わるものかと驚いた次第です。ベースのフーガよりも押し出しが強くなっているのではとすら感じました。じっくり見るとベースのフーガと相違点はほとんどありません。グリルとエンブレムとグレード/車名バッヂくらいでしょうか。OEMとして供給を受けるフーガにどこまで変更を加えられるかというのは、ニッサン側と細かくすり合わせているはずです。三菱側としてはどこまで三菱色を出せるかと同時に、せめて顔だけはフーガと間違われないようにどこまで変えられるかというのも絶対に達成しなければならなかった基準です。印象を変えられる箇所は実質的にラジエーターグリルのみなので、これは全身全霊で臨んだ一球入魂のグリルだったのでしょう。縦に15本のグリルはきっと14本でも16本でも駄目で、計算され尽くした末の15本に違いありません。15本それぞれの傾斜角や塗装箇所その他ディテールも、やはり練りに練られたものに違いありません。
 結果、ベースとなったフーガの新たな魅力を引き出すことにもなっています。OEMといっても奥深い世界が広がってそうだと予感させてくれる、そんなグリルのプラウディアです。

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