光岡自動車のガリューです。4本出しマフラーのガリューは珍しく思います。おそらくこれも、表向きは存在しないモデルなのでしょう。このようなガリューを、私は勝手に「ゴースト・ガリュー」と名付けています。
光岡自動車の魅力の一つは、カタログモデルや限定モデルでも存在しないグレードが、密かに街を走っていることです。カタログや限定モデルにすら存在しない排気量なのに、なぜか存在する。この面白さはたまりません。ガリューⅢはカタログ上は250LXと350LXしかありません。排気量はそれぞれ2,500ccと3,500ccです。しかし、なぜか4,500ccの450LXというモデルが実在します。限定モデルでも見当たらないグレードです。どのカタログにも載ってないのに、光岡自動車公式の認定中古車コーナーでは普通に450LXが出ています。たまりません。
どういう経緯でこのようなゴーストモデルが存在するのかはわかりません。大量生産でないが故に、一台一台に融通が利く、という事情もあるのでしょうか。おそらくは、ゴースト・オロチにゴースト・ビュートなども、どこかに存在するのだと思っています。むしろ存在して欲しい、そう期待してしまいます。
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