【サターンに学ぶ経営学】【SC2】

  1. サターン


 サターンのSC2です。ロールス・ロイスやRX8と同じく、観音開きのドアが特徴です。といっても、その観音様もボディ左側からしか拝めません。運転席側は通常のドア一枚で助手席側だけ観音開きと、何となく理にかなったような、そうでもないような、ともかくこだわりのある構造となっています。
 このサターンは日本車勢への対抗策として生み出されたブランドで、見方によっては日本車がサターンを生み出したとも言えます。ホームタウンでもあるアメリカ市場でアメリカの人々が次々に日本車を購入する姿を見て、巻き返しを図るためにGMが誕生させたサターン。そう見たほうがサターンを理解しやすくなるほど、サターンはアメリカ車としては異例の日本らしさを持っています。納車式という納車時のセレモニーは今でこそレクサスの専売特許のようになっていますが、レクサスがまだこの世に誕生していないときからサターンは納車式を始めていました。よりによってアメリカ車メーカーが納車式で記念撮影ですから、今の常識で振り返れば興味深いものです。また、サターンは日本市場には右ハンドルに右ウィンカー仕様を用意するなど、一部アメリカ車ブランドには今でも見習って欲しい姿勢でもあります。
 サターンのキャッチコピーは「礼をつくす会社、礼をつくすクルマ」。キャッチコピーも何だか日本車メーカーっぽいです。サターンの接客スタイルをトヨタが参考にしたと言われていますが、サターンディーラーはおろかトヨタディーラーでも車を買ったことがない私に確たることは言えません。ただ、サターンが始めたとされる数々の手法を掘り返してみると、参考にせずにはいられない気持ちはわかります。クライスラーのネオンとは違い、一車種ではなくブランドまで立ち上げて講じた日本車対策ですから、たとえ今は消滅していたとしてもケーススタディとして学ぶべき点は少なくないのかなと感じます。私が学生時代に読んだ(読まされた)自動車関係の書籍と言えば、大野耐一氏の「トヨタ生産方式」のみです。あのサターンバージョンがあったらさぞかし面白いだろうなと思った次第です。

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