テスラのモデルS P85+です。テスラのモデルSには電池容量ごとに3つのグレードがあり、これが最長の走行距離を誇る85kWhの300マイルバージョンです。1マイルは約1.6kmで300マイルは約482km。環境省のJCAP調べでは、日本で車を利用する人々の9割が一回の外出で60km以下の走行距離にとどまっています。一回の充電で482kmも移動できるというのは、十分以上の実用性です。
私が運転したことがある電気自動車は、以前記事にしたBMWのActiveEのみですが、その新幹線のような不思議な加速感が印象深く残っています。スペック上はこちらのモデルS P85+のほうが鋭い加速をするようなので、どのような加速感になるのでしょうか。何か前方のブラックホールに吸い込まれていくかのような感じなのでしょうか。想像ができないだけに、一回くらいハンドルを握ってみたいものです。
テスラがロードスターを市販する直前のTVインタビューで、日本製ノートパソコンのバッテリーを流用していると語っていて驚きました。「え、それだけ?」と。バッテリーはパナソニック製だったようですが、電池の配列にテスラ独自の技術がある風にも話していました。どこにどんな付加価値が潜んでいるかわからないものだなと、面白く感じたものです。
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